字幕制作について

字幕制作サービスは、主に海外作品を国内で上映する際(映画祭、美術館、ギャラリーなど)の「日本語字幕付き上映素材」を制作致します。


御支給内容

上映素材:動画データ

スクリプトデータ(英語):テキストデータ(本編台詞部分の抜き出し)

翻訳データ(日本語):TXT、EXCEL、SRT、SDB、PJDデータなど


字幕制作の流れ


事前確認:字幕ルールの確認、御支給データの確認
 ①データ御支給:上映素材&翻訳データ(テキスト、EXCEL、SST、BABEL)

 ②編集:字幕データを入れ込み仮ミックスを作成致します。

 ③校正:仮ミックスを元に字幕校正をして頂きます。(数回程度)

映像納品:ご希望のフォーマット形式に出力致します。

[納品形態]

DVD-R / BD-R(ブルーレイ) / DCP/movなど

〈オプション〉※事業主は原語分かりませんので、ご紹介の形になります。

字幕翻訳:英語>日本語、日本語>英語に対応しています。

ネイティブチェック:ネイティブによる文章のチェックを行います。


字幕制作に当たって


Q1:字幕ルールについて(1画面あたりの文字数)

字幕1画面あたり縦書き&横書き共に(13文字×2行、13文字×2列)が一般的です。

上映素材には英語字幕が入っている場合があります、その場合は縦書きで字幕制作を行います。

※近年は13文字構成のものも多いため、縦字幕、横字幕、共に同一の仕様にしています。

※シネマスコープサイズは画面の縦幅が低いため(11文字)をお勧めしています。

(横書き13文字×2行)
(横書き13文字×2行)
(縦書き13文字×2列)
(縦書き13文字×2列)

Q2:翻訳が字幕ルールに沿っていない場合

御支給の翻訳データが字幕ルールに沿っていない場合は、仮ミックス作成時に「字幕ルール」「字数オーバー」など箇所に注釈を入れてお返し致しますので、校正時に文字数に合わせて再度翻訳し直して頂ければと思います。

 

Q3:翻訳ソフト(SST)などを使用していない翻訳データの場合

基本的に字幕付けは手作業になりますので、翻訳ソフト使用の「有無」にかかわらず字幕制作可能です。またスポッティングデータ(字幕のタイミング)などが無い場合も、こちらでスポッティングを取り直しますのでご安心ください。

※SRTデータをご支給いただくと、スポッティングデータの反映も可能です。

※SSTなどをご使用されている場合は、他社さまの出力サービスをご利用いただいた方が効率的です。

 

Q4:翻訳内容の校正について

ご希望があれば翻訳内容の校正も行います。(※主に日本語の文章の校正、字幕ルールなど)

※但し、翻訳内容の校正については翻訳家の許可無しには行えませんので、予めその旨ご了承ください。

字幕制作可能なもの
字幕ソフト(SST)などを使用せずに翻訳されたもの
字幕ルール(13文字×2行列)に沿っていないもの
スポッティング情報が無いもの 
本編スクリプトデータ(英語)が無いもの (※1)
配給会社や制作者に字幕制作の許可を取っていないもの ×

(※1)上映素材に英語字幕などが予め付いている場合は字幕制作可能ですが、本編の言語が英語ではない場合、字幕のスポッティングが取れない可能性があります。


ポストプロダクションについて


ポストプロダクション(編集)は既に撮影済の素材をこちらで編集するものになります。

大きく分けて「持ち込み映像素材による映像編集」「持ち込み写真素材によるスライドショー」「過去の映像素材などをまとめるアーカイブ編集」などがあります。

 

持ち込み素材の種類によって制作内容が変わってくるため、まずはお問い合わせをお願い致します。